ドリームハイツ フルリノベ計画⑤

置床工事で、見えない部分から住まいの性能を高める

今回は、床づくりの重要な工程となる
**「置床(おきゆか)工事」**の様子をご紹介します。

置床工事とは、コンクリートスラブの上に支持脚(束)を設置し、
その上に合板を敷いて床を構成する工法です。
床下に一定の空間を確保できるため、マンションのリノベーションでは
多く採用されている工事方法のひとつです。


■ 置床工事の目的とメリット

今回のフルリノベーションでは、以下の点を重視して置床工事を行いました。

  • 床下に配線・配管スペースを確保
    電気配線や給排水管を床下にまとめることで、
    室内をすっきりとした空間に仕上げることができます。
  • 将来のメンテナンス性向上
    配線・配管の更新や点検がしやすくなり、
    長く安心して住み続けられる住まいにつながります。
  • 床の水平精度を確保
    支持脚で高さを細かく調整するため、
    築年数の経ったマンションでも、床の不陸(凸凹)を解消できます。