建築の基礎にはベタ基礎と布基礎があります。ベタ基礎は立ち上がりだけでなく、建物が乗る範囲の底盤一面が鉄筋コンクリートになっている工法のことで、建物の荷重を底盤全体で受け止めることができます。
また、地面全体をコンクリートで覆うため、湿気に強くシロアリの被害にも強いです。ですが、鉄筋コンクリートを多く使うため、コストが高くなってしまいます。
一方で、布基礎は家の重量を支える立ち上がりのみ鉄筋コンクリートを使用し、繋げた基礎であり、主に建築物の間仕切り壁の軸組に用いられる工法です。
ベタ基礎と比較して鉄筋コンクリートを使用する量が少ないので、コストは安く済みますが、地面からの湿気の影響を受けやすく、シロアリの被害に弱い面があります。
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