耐震等級というのは、地震に対する建物の強度を表す指標のひとつです。その数字は住宅の性能表示制度を定めている「品確法」に沿って明確に制定されています。
具体的な指標としては、建物の耐震性能によってランクは3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど建物の耐震性能が優れているという意味になります。そのため、建物の建築時や購入時にはぜひとも目安とすべき数字と言えます。
なお、耐震等級というのはそもそも地震で建物が崩壊しないよう、地震に対してその構造躯体の倒壊あるいは崩壊などのしにくさを表現している数字です。
つまり、よく耳にする免震や制震とはその意味は違います。建物を違う方向から守ろうとするのが耐震で、地震の揺れ幅を軽減し家の中や建物そのものの安全性を向上させるのが制震です。
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